日本人間性心理学会 第37回大会


ワークショップ03


3タイプのエンカウンター・グループ・ファシリテーターの理論と実際

講師:野島一彦

この50年あまり、わが国のエンカウンター・グループは、これまでに大きく3タイプが実践されてきている。
まずは1969年から行われてきたベーシック・エンカウンター・グループ(非構成的エンカウンター・グループ)である。
次に1980年頃から行われてきた構成的エンカウンター・グループである。
そして2005年頃から行われてきた半構成的エンカウンター・グループである。
本ワークショップは、4パート構成で進める。
第1パート:3タイプのエンカウンター・グループについての講義。
第2パート:構成的エンカウンター・グループの実習。
第3パート:半構成的エンカウンター・グループの実習。
第4パート:非構成的エンカウンター・グループの実習。


講師紹介

略歴

1975年3月に九州大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。福岡大学教授、九州大学教授を経て2012年4月より跡見学園女子大学教授/九州大学名誉教授。博士(教育心理学)。臨床心理士。
研究テーマ:来談者中心療法をベースとする個人カウンセリング、グループ・アプローチ、コミュニティ・アプローチ、スーパービジョン。

著書

野島一彦(2000)『エンカウンター・グループのファシリテーション』ナカニシヤ出版
野島一彦監修(2011)『グループ臨床家を育てる』創元社
野島一彦監修(2015)『ロジャーズの中核三条件<共感的理解>』創元社 他多数


定員40名